薬学基礎知識
膜電位依存性カルシウムチャネルとは カルシウムイオンを選択的に透過させるイオンチャネル。 チャネルを通して流入したカルシウムイオンが、セカンドメッセンジャーとして筋収縮や伝達物質の放出等を制御する。 4種類の型があり、ぞれぞれ特徴がある。 閾…
ホルモン受容体 細胞膜受容体を介するホルモン ペプチド、タンパク質、糖タンパク質、カテコールアミンを構成成分とするホルモン 機能の発現は受容体に結合した後に活性化されるセカンドメッセンジャー(cAMP、cGMP、イノシトール-1,4,5-三リン酸など)によ…
生体防御免疫は、獲得免疫系と自然免疫系の2つに大きく分けられる。 獲得免疫系 脊椎動物のみが有する高等な免疫系で、B細胞やT細胞が関係する。 認識する対象は抗原で、認識受容体はBCR、TCR。 一度侵入した病原体由来の抗原をT細胞が記憶し、再びこの抗原…
ウイルスとは 真菌、細菌とは異なり、それ自身で人口培地上で増殖することができない。 極めて小さく、光学顕微鏡では観察できない。 ラテン語で「毒」を意味する言葉。 ウイルスの性状 細菌濾過膜を通過する大きさ(約20~300nm)。 遺伝子としてDNAあるいは…
職場の先輩から、「ステロイドでアポトーシスが起きる」と教えて頂いたので、調べてまとめてみることにしました。 まだ完全にまとめきれていないので、後日追記するかもしれません。 まずは基本的な細胞死の種類から。 【アポトーシス】 能動的、機能的、積…
久しぶりに復習してみました(=´▽`=)ノ @@@@@@@@@@@@@ 【セロトニン】 《分布》 大半が腸粘膜のクロム親和性細胞に存在し(約90%)、血小板に約8%、中核神経系にも約2%存在する。 《生成・代謝》 ・セロトニン(5-ヒドロキシトリプタミン)…