くすりの木

勉強会の内容や、日々の業務で必要な知識を、健忘録としてこのブログに書いていきます。不定期更新です。

小児の気管支喘息 その1

小児の気管支喘息は、約90%がアトピー型である。乳幼児期に発症し、60~80%は思春期に無症状となり寛解する。

 

《急性発作時》

決して我慢させず、家庭での対応に限界が有る場合(下記参照)は、速やかに医療機関を受診すること。

 

このような場合は救急受診!

・経口薬や吸入薬が無いとき

・経口β2刺激薬の服用後二時間を経過しても改善がないとき

・β2刺激薬の吸入をしても改善がないとき

・β2刺激薬の吸入で改善したが、二時間以内に再度悪化するとき

ピークフロー値が自己最良値の80%未満のとき

 ※ピークフロー:十分息を吸い込んだ状態で、極力息を早く出したときの息の速さ

 

《おまけ》

喘息コントロールテストで、現在の喘息のコントロール状況を調べることが出来ます。

 

4~11歳用はこちら

小児ぜんそくコントロールテスト(C-ACT) 4~11歳用|小児ぜんそく|Zensoku.jp 喘息(ぜんそく)の総合情報サイト

 

12歳以上はこちら

喘息(ぜんそく)コントロールテスト(ACT)|喘息(ぜんそく)お役立ちツール|Zensoku.jp 喘息(ぜんそく)の総合情報サイト

 

 

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