医療事故を防ぐ為には~ハインリッヒの法則~
【人間は間違いを起こすもの】
人とは間違いを起こすもの。
個人の経験、知性、動機、注意力とは無関係に、人は間違えを起こす。
患者の安全を守る為には、
- 間違いを少しでも減らすための対策
- もし間違いを起こしても、事故に拡大させないための対策
をとることが重要。
【ヒヤリ・ハットとは】
患者に被害を及ぼすことはなかったが、日常診療の現場でヒヤリとしたり、ハッとした経験を有する事例のこと。
ある医療行為が、
- 仮に患者に実施されたとすれば、何らかの被害が予想される場合
- 患者に実施されたが、結果的に被害がなく、その後の観察も不要であった場合
を「ヒヤリ・ハット」と呼ぶ。
1件の重大な事故が起こる背後には、29件の軽微な事故が起きており、更に300件ものヒヤリ・ハットが起きているという法則。
アメリカの損害保険会社に勤めていたハインリッヒが、1929年に発表した。
重大な事故を未然に防ぐ為には、ヒヤリ・ハットの情報を公開、共有することが重要。
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