くすりの木

勉強会の内容や、日々の業務で必要な知識を、健忘録としてこのブログに書いていきます。不定期更新です。

【すぐに出来る】花粉症の為の生活改善のポイント!

 

辛い花粉症の時期を、出来るだけ楽に乗り切りたいですよね。

すぐに出来る生活改善のポイントを5つ挙げますので、参考にしてください。

 

【その1】植物油を多く摂らない!

植物油に含まれるリノール酸(n-6系)は、体内でアラキドン酸に変化し、炎症を促進させる方向に働きます。一方、青魚などに含まれるDHAEPAなどのn-3系の脂肪酸は、炎症を抑制する方向に働きます。

これらの脂肪酸は、細胞膜のリン脂質に結合している為、炎症性疾患とn-6系・n-3系の脂質のバランスは深く関係していると考えられます。

リン脂質への脂肪酸の取り込みは濃度依存性である為、出来るだけn-6系の植物油の摂取を控え、青魚などのn-3系の摂取を多くすると良いでしょう。

天ぷらなどの揚げ物はなるべく避けた方が良いでしょう。

 

【その2】腸内細菌叢のバランスを整えよう!

腸内細菌叢には、免疫調整機能があると考えられています。

アレルギーと腸内細菌叢は深く関係しており、花粉症の人は腸内細菌叢に占めるビフィズス菌数が少ないと言われています。

花粉症の症状を少しでも改善する為に、オリゴ糖や発酵食品、食物繊維をしっかり摂取し、腸内環境を整えましょう。

便通を整える食事を意識してみましょう。

 

【その3】口呼吸ではなく、鼻呼吸で!

花粉症で鼻が詰まると、口呼吸になります。

口呼吸になると、乾燥した冷たい空気と一緒にアレルゲンを吸い込む事になり、喉に炎症が起きたり、病原体に感染しやすくなります。

持続性のある血管収縮作用のある点鼻や、鼻腔拡張テープなどを使用し、できるだけ鼻で呼吸出来るようにしましょう。

睡眠時にマスクをするのも良いでしょう。

 

【その4】朝の起床時に注意!

起床時、通常よりも花粉症の症状が強く出ることがあります。

これは、寝ている時に花粉を吸い込んでしまう事、更に起床時の自律神経の切り替えが上手く出来ない為、花粉に対して過敏に反応してしまう事が考えられます。

この時、強く鼻をかむと症状が悪化することがありますので、やさしく鼻をかむようにしましょう。

まずは布団や床の花粉を掃除で取り除き、寝ている時に出来るだけ花粉を吸い込まないようにしましょう。

自律神経のバランスを整える為、ストレスを軽減させ、規則正しい生活を送るようにしましょう。

 

【その5】出かける時の洋服に注意しよう!

外出時に帽子をかぶる事で、髪の毛に付着する花粉の量を減らす事が出来ます。

なるべく花粉が付かないような、ツルツルとした素材の服にすると良いでしょう。

帰宅時は、玄関の前で服をはたいて、花粉を落としてから中に入ります。

コートなどは玄関に置いて、部屋の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。

 

 

 

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