くすりの木

勉強会の内容や、日々の業務で必要な知識を、健忘録としてこのブログに書いていきます。不定期更新です。

ホルモンの分類と作用機序:簡単まとめ

ホルモンの分類

①タンパク質・ペプチドホルモン

  • アミノ酸が連なったもの。
  • 受容体は細胞膜に存在する。

脳下垂体ホルモン:副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、バソプレシンオキシトシン

視床下部ホルモン:副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、プロラクチン放出ホルモン等

消化管ホルモン:ガストリン、セクレチン

膵臓ホルモンインスリン、グルカゴン

上皮小体副甲状腺)ホルモンパラトルモン

甲状腺ホルモン:カルシトニン

 

アミノ酸誘導体ホルモン

  • カテコールアミンに分類される。

甲状腺ホルモン:チロキシン、トリヨードチロニン

副腎髄質ホルモン:アドレナリン、ノルアドレナリン

 

ステロイドホルモン

 

副腎皮質ホルモン:コルチゾール、コルチゾン、アルドステロン

性ホルモン:エストラジオール、エストロン、プロゲステロン、テストステロン

 

 

ホルモンの作用機序

  • 分泌量は極めて微量。
  • 標的細胞の特異的な受容体に結合して、生理活性を示す。
  • 細胞膜の受容体に結合し、cAMP濃度上昇する・・・タンパク質及びペプチドホルモン、副腎髄質ホルモン
  • 細胞質内に存在する受容体が細胞内に入ったホルモンと結合し、特定のタンパク質の合成を促進する・・・ステロイドホルモン、甲状腺ホルモン

 

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