正しい保湿剤の使い方、知ってますか?
今回は、保湿剤の重要性、塗る時のポイントについて書かせて頂きます。
ちょっとした一工夫で、皮膚の保湿力がUPします(^^)
【保湿剤の重要性】
保湿剤は、皮膚に水分を与えたり、その水分が逃げないようにする役割があります。
皮膚が乾燥した状態になると(ドライスキン)、外からの刺激を受けやすくなってしまいます。
【保湿剤の塗り方(大人)】
・皮膚のしわに沿って、手のひら全体を使って丁寧に塗りましょう。
・入浴後5分以内に塗りましょう。
※皮膚が水分を吸収している時に塗るのがポイント。
・塗る前に、水や化粧水などで皮膚を湿らせてから塗ると効果的です。
・保湿軟膏(ワセリンなど)は、手で温めて柔らかくしてから塗りましょう。
※硬いまま塗ると、皮膚を痛めることがあります。
・皮膚がテカる、またはティッシュが皮膚に付くくらいを目安にして塗りましょう。
【保湿剤の塗り方(小児)】
・身体に塗る時は、左右対称に保湿剤を点在させ、手のひらでマッサージするように伸ばします。
わきの下も忘れずに塗りましょう。
・顔に塗るときは、小鼻のわき、目と口のまわりにも忘れずに塗りましょう。
耳たぶを前に倒して、耳の後ろにも忘れずに塗りましょう。
耳の中は、保護者の小指で塗るとよいでしょう(綿棒で塗ると奥まで入りすぎてしまうことがある為)。
・手足に塗るときは、指と指の間、腕の曲がる部分、膝の裏も忘れずに塗りましょう。
足の甲、足の裏、足首もきちんと塗りましょう。
【保湿剤の選択】
・頭に塗る場合は、ローションタイプを使うと、ベタつかずキレイに塗れます。
・秋~冬は皮膚を覆う効果に優れた油脂性軟膏を、春はクリームタイプ、夏はさっぱりした使用感のローションタイプ、乳液タイプを使うとよいでしょう。
・好みに合わせて選ぶのも大事です。特に、子どもに塗る場合は、子どもが嫌がらないものを優先して選んで下さい。
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