発熱時に休薬した方が良い漢方は、大きく分けて二種類あります。
①冷え性の漢方・・・当帰芍薬散、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、人参湯、附子理中湯 (附子人参湯)、など。
・人参は熱が下がりにくくなるので注意。
②補気剤・・・六君子湯、補中益気湯、啓脾湯、四君子湯、など。
・気虚による発熱(疲れたら熱が出る、だるさが出る、等)には合っているが、外因による発熱には合わない。
《その他の漢方に関する注意点》
・寝る前に漢方を飲むと、寝付きが悪くなるケースがあるので、含有生薬に注意。
・漢方が上手く飲めず、水多飲から心不全悪化、という事があるので、服薬指導時に注意。
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