咽頭がん・喉頭がんについて。
- 日本では年間約800万人が癌になっているが、そのうちの1~2万人が喉の癌になる。
- 男性のリスクが高く(女性の10倍)、50代~60代に多い。
- 癌のリスクファクターは、タバコとアルコール。
- 咽頭がんの約90%の人が喫煙者。
- アルコールは、大量飲酒、アルコール度数が高いもののリスクが高くなる。また、アルコールで顔が赤くなりやすい人は特に注意が必要。
癌の初期症状について
- 声のかすれ(二週間以上続く声のかすれには注意!初期でも声のかすれが発生するので、早期発見に繋がる。)
- 飲み込みにくい、喉の違和感(あまり気にならない人が多く、見落としがち。二週間以上症状が続く場合は注意)
- 首のしこり(喉の癌が転移すると、首にしこりができる)
- 耳閉感、鼻詰まり(上咽頭癌の場合)
- 扁桃の腫れ(中咽頭癌の場合)
診断方法
- 鼻からファイバースコープを入れて、直接喉を見ることで発見出来る。
治療方法
◎進行している癌の場合
- 咽頭を声帯も含め全摘
- 声を失うので、別の発生方法を練習する。
人口咽頭:振動する小型の機械を喉に当てて、口を動かすことで発声する。短時間で習得可能。
食道発声:食道を震わせて発声する方法。食道や胃に空気を取り込み、空気を恥出しながら食道の粘膜を震わせて声帯の代わりにする方法。
器具は必要ないが、習得に時間がかかる。独学では難しいので、発声教室の指導を受けながら習得する。
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