くすりの木

勉強会の内容や、日々の業務で必要な知識を、健忘録としてこのブログに書いていきます。不定期更新です。

「侮れない耳鳴り」メモ:~チョイス:病気になった時~

耳鳴りは3つに分類される。

 

①加齢性難聴と突発性難聴

☆加齢性難聴

一番多い耳鳴り

軽度の難聴でも引き起こされる。

40代から発症する人もいる

 

聴力検査で、内耳の衰えを調べる。耳の中の血流が悪いのが原因。

動脈硬化と加齢性難聴は関係していると言われている。

耳鳴りが急に起きて、数日続いたら耳鼻科へ!

 

突発性難聴

若い人もなる。

疲労、ストレス、寝不足が耳の中の血流を悪くさせてしまう。もしくはウイルス感染も原因となる。

大きな音を聞いたとしても関係ない。(しばらくすると治る「音響外傷」)

再発はしない。

 

②聴神経腫瘍

MRIを撮って確認する。

聴神経を腫瘍が圧迫することで、刺激が脳に伝わらなくなる。

しかし、腫瘍を取るのはリスクが大きい。聴力が駄目になったり、顔面神経が麻痺することもある。非常に難しい手術。

 

治療の目的は、聴力を残すこと。

経過観察か、手術か、放射線治療になる。

 

③ストレス

 身体と心のストレスが解消できず、脳が興奮して音のボリュームを上げてしまう。

症状を改善させるには、ストレスの悪循環の流れを、どこかで断ち切る事が重要。

何か好きな事(趣味)などに没頭し、ストレスの無い時間を作ることが治療となる。

 

ストレス⇒脳の異常興奮、耳鳴り⇒不眠、体調不良⇒ストレス・・・を繰り返す。

 

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